シンガポールのメーカーAAWは中華以上か?

どうも、久しぶり更新のtamachanでございます。

本日のレビューはイヤホン1本でございます。


AAW A3H+(Universal Fit)
ノズルレス・オープンベント・アーマチュアドライバー(NOVA)と言うAAW独自のドライバを搭載しています。
シンガポールのメーカーで高級機種がメインかと記憶しています。
※¥24,500円(税込)、私には高こう御座いました。

SPEC
・型番:AAW A3H+(Universal Fit)
・ドライバー構成:1グラフェン・ダイナミック型ドライバ +1BA型+NOVA型
インピーダンス:120Ω
・音圧レベル:105dB
・再生周波数帯域:10Hz~40KHz(ハイレゾ仕様でこざいます)
・イヤホン端子: 着脱式(2Pin 0.78mm)銀メッキ高純度OFCケーブル付属

バーンインは高音域ドライバーの粗さが取れるまで少し多めに回して下さい。
(最低40分前後、シャカシャカ感が落ち着く迄)

低音域は程よい重さで最低再生音域迄は結構頑張ってくれます。
ただし重低音はドカンと出て来ませんが片鱗は見えます。
解像感は良好だと思います、大きめのドライバではないと思いますのでかえって好結果ではないかと。
レスポンス重視で張りがある。

中音域は自然な音作り。
まさにフラットな音の出し方です。
ボーカルに男女の得意、不得意が無く快適に聴けます。

中高域ですが、『解像度を維持しながら刺激音を細分化』しています。
単なる『刺さり対策』ではなく音作りの範囲でしょう。
カチッとした音でエネルギー感も生きている。

高音域は鳴らし込んでやらないと少々刺さる位ですがバーンインが十分なら丁度良く快適。(笑)
妙なワイド感もありませんし段付き感も無し。
分解能も頑張っています。
細かく柔らかく出すチューニングはよろしいかと思います。


・まとめ

シンガポールのメーカーと言う事で楽しみにしておりましたが、ニュートラルな音出しで好印象。
高級機メーカーらしい手堅い音作り。
中華のマルチドライバより出来は間違いなく良いです。
tamachanにはこの辺りのレベルで十分です、上級機は手が出ません。(笑)
この下位機種が有る筈ですのでそちらも販売して欲しいものです。


試聴機器:DA-310USB
          XDP-300R+ALO Audio The National Amp
試聴音源:24bit 192KHz tamachan 仕様
        24bit 96KHz Encoded by dBpoweramp Release 17.1